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 私はまったく、素直じゃなくって、うなだれちゃいます。嬉しいことや、好きなものを、つまらないことで傷つけようと、したり。大切にしなければならないはずですのに。そのたび自分に、がっかりするのです。やけにがっかりするのです。人に優しくしなければならない、という言葉の中の、優しくされる側の人間は、抹殺されやしないでしょうか。私はあちらの立場に慣れないので、そんなことばかり考えています。

***

 久しぶりに先輩(浪人生)と会う。吉祥寺で待ち合わせて、ラーメンを食べる。先輩が連れて行って下さるラーメン屋さんは、いつだって激辛で、私は辛いものは嫌いじゃないけれど、度が過ぎているのです。脳が破壊される味がします。先輩はどうしてそんなお店ばっかり見つけてこられるんだろう。
 それから井の頭公園のベンチでうとうとしたり、公園の中を歩きながらどうでもいい話ばかりする。日が暮れるまでいたけれど、どうでもいい会話すぎて内容をほとんど覚えていない。子供が好きかどうか、という話題になったけれど、先輩も私もよくわからなかった。
 ジョギングをしている人をたくさん見かけて、5人目を見かけたときに先輩は走り出した。私はかなしいほど走りたくなかったのでそのまま歩いていたけれど、すぐ近くのベンチで先輩が横になっていた。ひどい近さだった。なんであの人は、いつもやってみようとはするんだろう。とてもいとおしい精神。
 それからファミリーレストランで夜中までどうでもいい話ばかりした。あんなに長い時間いっしょにいて、話したことをほとんど覚えていない、って、とても貴重な関係と思う。「がんばればいいんだよ、とにかくずっと」って言っていた。どんな話の流れだったか覚えていない。「なにがどうでも、がんばるからいいんだよ」って。先輩はほんとうに、思っていることとやっていることがちぐはぐなのがとっても面白い。浪人生なのに遊んでばっかりいる、あのひとは、やってみようとしていつでもすぐに諦めたりして。不満ばかり言う、口で、日々を愛していると言う。
私はいつまでたっても、あのひとが真面目なのか不真面目なのかわからない。だけどいつも人間に真剣だから、私は好きなのです。でもたぶんぜんぜん伝わってない。

***

 「私とあなたは違う(だけどあなた素敵ね)」と「私とあなた似てる(だからどうしようもなく嫌いよ)」なら、私は嫌いと言われたい、という甘え。にゃんにゃん。ああ、どうも、刹那的。目の前の快楽に飛びついていくベタベタした犬。わんわん。「嫌だけど、よろしくやっているよ」って先輩言ってた。どんな話の流れだったか覚えていない。
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