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 学校帰りに雨が浅く降っていたからエリオット・スミスの歌をずっと聴いてエリオット・スミスのことだけ考えて帰った。神様は僕を許すって、ポストイットに書いたエリオット・スミス。エリオット・スミスは雨と石でできている、エリオット・スミスに隙間はない、細いから。

***

 今日は朝早く、まだ暗いうちにともだちから電話があって、「海に行きたいの!海に行きたいの!」とあまりに言うものだから仕方がなく横浜港の端っこまで電車に乗って行って、堤防をぽてぽて歩いて、海!海!ってともだちが叫んで、わたしペットボトルのお茶を飲んでいて、海!海!ってともだちが海に飛び込んで、私それを見て走って逃げた。なにあの人、すごく怖いのだけど。
それで、びしょ濡れでついてきた。なんであんなに海に恋してるの、あのひと。すごく怖いのだけど。
 それから学校に行って、着いたのは午後だった。新しい担任の先生は明るくて爽やかなので私のことを「こいつーいけないやつだなー」って頭こつこつしてくる、ので、好きでも嫌いでもない。好きでも嫌いでもないとか言ってる場合じゃない。ごめんなさい。

***

 どうしてもお礼が言いたかったけれど、あちらは、とても敷居が高くって、無理そうで、わたしめげちゃう。
私はちゃんとした言葉が話せなくて、とてもキイキイした、喘息みたいなことしか、できないのだけど、そんなキイキイからなにか優しさに似たものを選んで摘んでくれた人がいるなら、私とても、なんというか、感謝してもしきれない。だけど、私じゃなくて、悲しい女子高生みんなのことかもしれなくて、だから間違っているかもしれないけど、私はお礼を言いたいのです。ありがとうございます。

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