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「みんなみんな、われわれはもろくなってしまったんですよ!」
2009-04-18-Sat トラックバック : 0  コメント : 0
 勉強をしなきゃいけないよってほんとうにたくさんの人が言ってくださって、それはほんとうにありがたいことなのだけど、わたし、わたし、殴ってくれないとわからないれす。でもそんなこと言えないので、ちゃんとしよう。ちゃんと。

***

ドストエフスキィを読んでいるとにやにやしてしまう。にやにや。ドストエフスキィは私のなかで一番ファンタジーで、清潔で、夢の世界で、それでいて「現実を書き出したんだよ」っていって私のプライドまで慰めてくれるからほんとうに好き。生き返ればいいのにドストエフスキィ。
なんでこんなことまで書くんだろ、とおもう。意識するから存在してしまったのじゃないか。頭のいい人には本当にたくさん背徳があって、かわいそう。(ぜんぜんかわいそうじゃないやい。)
人間のことを考えすぎて人間じゃなくなっちゃったのじゃないかな。どこまでも疑っちゃったりして。でもドストエフスキィがすごく清潔に思えるのは、このひと人間が好きっぽいからだ。あと激しいからかもしれない。だってみんな劇的に笑ったり怒ったりしていて、あそこの空気には魚が泳げない。濁りも停滞もなくて、みんな風をきって歩いてるから、なんとなく、ドストエフスキィさんは人間が好きだと思って、でもそれは、「この地上に誰か一人でも苦しんでいる者がある限り、どうしてわれわれは幸せになれようか」とか言わせているくらいだから、自明のことかもしれないけど。正義と強さが、ちゃんとあって、だから読んでいて明るくなる。
「ぼくはドストエフスキィを読むと鬱々としてしまうんだ」と言った人がいて、私はドストエフスキィを読んでいると基本的にウキウキしているから、なんというか、その人のことが一瞬理解できなかった。だけど、その人はもしかして、たとえばほんの少しでも、ドストエフスキィと苦悩を共有しているのだろうか。そうだとしたら、ええと、それってどういうことだろう。彼は私よりずっと人間が好きなのか、苦悩が好きなのか、頭がいいのか、のどれかかなあ。うーん。
イヴァンの問いを何度も何度も考えるけれど、考えるけれど、私の脳みそは悲鳴をあげるけれど、心のほうはぜんぜんダメージを受けないのです。それならイヴァンが24歳だということのほうが泣きたくなる。

そして、ぜったいぜったい、ドストエフスキィはこんな風に感覚で語られるべき人じゃない。あれは学問だそうだから。

***

 正義のない人は弱い人だと思う。悲しんでいい理由や、甘えていい理由や、歪んでいていい理由をもたないひと、恵まれているので、恵まれていない人。間違えを抱え込んでいる人はしんどそうで、かっこつかなくて、私はそういう人たちが好きだけれど、そんなことはその人たちになんの救いにもならないから、名乗りでたりしないのだけど。
ほんとうは、殴られるのが怖いから、言えないのだけど。だって私の好きな人の一人は、吉野弘の祝婚歌という詩を、「ふざけるな」と言ったんだもの。怖くて触れないわ。


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