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読書
白痴・二流の人(坂口安吾)
2009-02-15-Sun トラックバック : 0  コメント : 0
hakuti.jpg白痴・二流の人

 坂口安吾の有名な作品が8作入りのお得な短編集。
叩くとくーんと響きそうな空洞感が満ち満ちていてぞっとしたり涙したり。
出てくる人の孤独はいつも完璧で素直で、誰も寄せ付けないようなのだけど、なのに、なんだか寄り添ってくるようなぬくもりがあって、愛しくて愛しくて泣いてしまう。
白くて何も見えない世界で生きてる恍惚の人。劇的な渦なんてなくて、がらんどうな脳みそがあって、肉体があって、肉体があって。白痴の女性のことではなくて。
なにか、もしかしたら、坂口安吾の表現したいことは、すごくきちんとした、事務的な、格言的な言葉にしてしまえば、二行で書き表わせるような気が、する。でも誰もそんなことはできなくて、ただひたすらに大きな孤独の流れを見つめるしかなくて、そこから言葉を拾いだせない、のかもしれない。それは、でも、たぶん一番正しいんだと思う。
 二流の人、熱いぜ。
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