スポンサー広告
スポンサーサイト
-----------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
 私むかし、弱い人間が大嫌いで、死にたいなんて口に出す人間も甘えている奴も嘆いてる奴もみんなみんな嫌いで、いなくなってしまえばいいと思ってた。泣く人間なんて本当に気持ちが悪かった。そんな風に生きていく人間なんて大嫌いだった。ヒロイックな人間は頭が悪いと思った。
だけど幸せそうにしてる人間も同じくらい嫌いで、大嫌いで、人が笑ってるのが嫌いだった。だけど幸せそうにしてる人も本当は厳しいことになってる、こともあるって何度も知って、もっともっと嫌いになった。みんなみんな嫌いだった。だけど幸せそうな人間が嫌いな自分がたまらなく醜く思えたので、幸せでまっすぐな人間を愛そうと思ったし、それが一番強いことだと思ったし、幸せそうでまっすぐな人間に認めて欲しかった。だけどやっぱり幸せなだけの人なんていなくて、二面性とか多面性とかどうしてもあって、私は私なんかいらないんだろうと感じた。どんな役も私より完璧な人間が引き受けていた。
汚い人間だけ好きだった。卑怯で卑屈な人間が好きだった。最後にかっこつけるのなんていらなくて、自分の事が嫌いな人間だけ好きだった。自分のこと要らないと知ってる人間だけ好きだった。自分のこと好きな人間なんて好きになってやらないと思っていた、けど、そんなのはあの人達にとって、とてもどうでもいいことだったけど。
弱々しい人間がたくさんいるように思えて、生い立ちのせいとか、人のせいにしてるやつばっかいて、他人のせいにすんじゃねぇよと思っていて、理不尽を受け入れないなら生きてられないだろうと思って、救いのないのが救いだった。全員に救いのないのが救いだった。本を読んでいて、幸せに健やかに終わると、現実を拒絶された気がして憎かった。
だけど生きてただけで(だけだから)私の状況はガンガン悪くなっていって、私は虚弱な人間が好きになった。それは私が私を肯定するためにだったし助けるためにだったし、いろんな作家が悲しみとか人の弱さを書くから、私それに酔って、ぜんぶ愛するのが正しいと思った。泣いてる人間が好きになった。抱き締めてあげたいと思ったし抱き締めて欲しいと思った。安心したし、だけど私そういう人たちの不幸は憎んだ。なくなればいいと思った。あんなの、人間が感じるべきもんじゃないと思って、それでみんな幸せになればいいと思ったし、私は私の不幸だけ愛したし、私気持ち良かったけど、ずっと続けてたら、私本当に嫌になっちゃった。本当に私汚くなっちゃった。
どこまで戻ればいいのか、と思ったけど、私はいつも気持ちいいことだけ好きだったからいつも間違いだった。間違い直してるだけだった。何度も間違えてるだけだったよ。
私生きづらそうな人が好きで、弱々しい人が好きで、もう強い人を好きじゃない。辛いことがあってもいつでも笑っていられる人なんてもうあんまり好きじゃない。私どうしたんだろう。こんなの、どんどん私が甘ったれになるだけだ。死にたいなんて言う奴は消えればいいんだってまた思えれば、私ぜんぜん、また、どうにでもなる気がするのに。でももう自分が正しい気がしないからそれも無理だよ。
「仕方がないことなんだよ」でいろんな人を殴りつけてぜんぜん支障ない。だけど好きになってしまった。ガクガクした人間が好きになってしまった。そういう一面だけ愛しくなってしまった。自分のために馬鹿になったんだ。汚いよ汚いよなあ。結局私は弱くないからわかんないんだよ、それなのにこんなこと言ってんのが気持ち悪いんだよ、ばかにしたくなんかないんだよ。私はどうして優しくないんだろう。なんでこんな自分のこと大事にしてるんだ、そのためになんで理屈をつけなきゃならないんだ。自分のことだけ大事なら、それでいいんだよ。それだけなのに、どうしてすべての人に対する気持ちも巻き込むんだろう。全体的にしか愛したり憎んだりできないんだろう。馬鹿なんじゃないの、馬鹿なんじゃないの、私のことなんて誰にも関係ないよ、どうだっていいよ、知ったことじゃないんだよ。


 それはもう、切羽詰まった様子で、私に悩みを打ち明けてきた人がいて、だけど私その人がなにに悩んでいるのか全然理解できませんでした。その人、誰のせいにもしないくせに、ずっと痛そうにしてて、罪悪感だけで話してて、私何て言えばいいのか分からなかった。しょうがないから、君は馬鹿だって言い続けて、でも好きだと思った。誰にも見えない自分のなかの感情をずっと責めてるなんて馬鹿だよ。だけど他の人よりずっと好きだと思った。
誰に嫌われても悲しくならないんだって。好きになった人も好きじゃなかったんだって。母親が癌でも病院に行く気にならないんだって。だから自分が信じらんないんだって。どうすればいいのかわかんないんだって。
信じらんないのはこっちだよ。そんな人間がこんなところにいてはいけないんだよ。死にたくなるでしょうが。やめたくなるでしょう。
私だけさかしいの?ばかな人間だなあ!私あなたのこと他の人よりずっと好きだよ、って、それも言えなかったけど、あの人は弱々しい人じゃないと思ったけど、好きだけど、だからもう人を好きになる基準とかやめた方がいい。いちいち考えるべきなんだ。思考停止のうすのろめ。「あんたは頭がいいね」って言われたから、私、そうだよ私は割りと頭いい方なんだよ、って言ったけど、それは最大の自虐だったけど、気付いてくれたのかな、私は私よりきみが好きって、気付いてくれたのかなあ。

(アッタマ悪い文章ね!好きと嫌いしか言ってない!)

並木道に桜がずっと咲いてて、それを正面に屋上でそんな話を聞いてたら、飛んできたくなったなあ。どこにも戻りたくなくなったなあ。私なんかに相談するのが間違いなんだ。それ以外あいつはなにも間違ってないんだ。はじめて屋上に人を連れていった。
スポンサーサイト
page top
Copyright © 2017 八帖帳の犬. all rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。