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読書
世界は密室でできている。
2009-03-01-Sun トラックバック : 1  コメント : 2
sekaihamissitudedekiteiru世界は密室でできている。

 舞城王太郎を初めて読んだ。「世界は密室でできている。」。
舞城王太郎といえば、それはもう長い間(ちゅうがくせいのころから!)積読し続けていて、手が出そうで出ない、しかし本棚の隅に座を占め続けたために妙な親近感はある、という、不思議な感慨のある作家さんなのだけど、昨日はじめて本を開いたら、面白くて面白くて一気に読んでしまって、なんで今まで舞城王太郎読まなかったんだろう!って思って、なんで来年受験なのに読んじゃったんだろう!って思って、とにかく昨日の午後はとても楽しく過ごすことができた。「青春エンタ」と煽るだけあって、とても読みやすい。
舞城王太郎っていったら、暴力的とかグロテスクだとかよく聞いていて、なんかもうすごい猟奇的でサイケなことばっか書く作家さんに違いない!って思っていたのだけど、なんかもうむちゃくちゃ優しくて最近で一番ときめいた。殴られると思ったら抱きしめられた感じ。殺されると思ったら冷蔵庫くれた感じ。
私はミステリーを全然読まなくて、人が死にまくることにビビりながら読んでいたのだけど、ずっとドキドキしてたのは緊張じゃなくて泣きそうだったからで、とにかくびっくりした。こういうこと書く人だったの!

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受験終わったらしい先輩が、焼肉おごってやる!とか言って下さったのだけど、6日に合否発表があるらしくて、だから5日までに会いたかったのだけど、それがちょっと無理そうで、会うのは合否発表の後になりそうで、もしかして、焼肉おごってもらうのがとても気まずくなるような結果だったら、とか考えると、私とっても怖い。れいぞうこほしい。

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読書
白痴・二流の人(坂口安吾)
2009-02-15-Sun トラックバック : 0  コメント : 0
hakuti.jpg白痴・二流の人

 坂口安吾の有名な作品が8作入りのお得な短編集。
叩くとくーんと響きそうな空洞感が満ち満ちていてぞっとしたり涙したり。
出てくる人の孤独はいつも完璧で素直で、誰も寄せ付けないようなのだけど、なのに、なんだか寄り添ってくるようなぬくもりがあって、愛しくて愛しくて泣いてしまう。
白くて何も見えない世界で生きてる恍惚の人。劇的な渦なんてなくて、がらんどうな脳みそがあって、肉体があって、肉体があって。白痴の女性のことではなくて。
なにか、もしかしたら、坂口安吾の表現したいことは、すごくきちんとした、事務的な、格言的な言葉にしてしまえば、二行で書き表わせるような気が、する。でも誰もそんなことはできなくて、ただひたすらに大きな孤独の流れを見つめるしかなくて、そこから言葉を拾いだせない、のかもしれない。それは、でも、たぶん一番正しいんだと思う。
 二流の人、熱いぜ。
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